紙選び

今回は筆と同じくらい大事な大事な紙のお話をします。

 

書道の紙は使うな

はじめは楽しめればいいので、どんな紙でも描いてみて描けそうならいいのですが、せっかく読んでいただいていますのででしっかりとご紹介します。

とりあえずあるもので描こうと思ったときに、昔の書道の箱からもしかしたら書道用の半紙がでてくるかもしれません。

また普通の文房具店ですとA4サイズかそれより一回り大きいくらいの書道用の半紙しか置いてないことが多々あります。


(こういうやつ)

安価で手が出しやすいのですが、個人的にこれはあまりお勧めしておりません

半紙は、基本的に書道用ですので、紙自体が薄く、しわが立ちやすいですので、初心者の方にはなおさらお勧めできないためです。

▼併せて読みたい!「いろんな紙比較してみました!」▼

↑是非こちらもチェックしてみてください!

お勧めの紙① 画仙紙

ここでは私のよく使う紙をご紹介いたします。

私の教室などでも使っているのがこの画仙紙です。
100枚入りで比較的コスパもよく手ががしやすかと思います。

お勧めの紙② 楮紙

次にこちらは楮紙(こうぞし)です。

楮という植物をつかってできた和紙です。嗜好的になるのでひとによりますが、こちらはちょっと本格的に描きたい方向けですかね。

画像に映っているような楮紙は、先に紹介した画仙紙よりも薄いです。しかし、とても頑丈で水でぬらしたりしても、破れにくいです。

紙質という点では、楮紙が良いですが、紹介したいずれも、ある程度にじみも表現でき、それでいて描きやすい紙ですので初心者の方でも水墨画を楽しめる紙なのでお勧めしております。

ネットで買うなら

いつも使っているこの画仙紙は、ネットからも購入が可能です。

 

※サイズは F-4  243 x 334 mm
テーブルなどで描くにはちょうど良いくらいのサイズ

※F-6 410 x 318 mm
ちょっとF4よりも大きめですので、ダイナミックに描きたい方向け

※同じタイプで色紙サイズや様々なサイズがあるので、お好みで

※サイズは F-4  243 x 334 mm
テーブルなどで描くにはちょうど良いくらいのサイズ

※色紙サイズ

店頭で買う場合

店頭で買う場合は、筆の時と同様

店員さんに「水墨画向けの紙はありますか?」

と聞くことをお勧めします。

ちなみに冒頭で述べた半紙は結構いろんなところで見かけますが、水墨画に適した画仙紙などの紙は、画材屋さんなどでしかあまり取り扱っていないことが多いです。

近くにあまり画材屋さんがない方は、上記のネットから購入が便利かと思います。

以上今回は紙についてでございました。

お役に立てば幸いです。

さらなる質問などあればお気軽にフォームからご連絡くださいませ。

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