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今回は筆と同じくらい大事な大事な紙のお話をします。
はじめは楽しめればいいので、どんな紙でも描いてみて描けそうならいいのですが、せっかく読んでいただいていますのででしっかりとご紹介します。
とりあえずあるもので描こうと思ったときに、昔の書道の箱からもしかしたら書道用の半紙がでてくるかもしれません。
また普通の文房具店ですとA4サイズかそれより一回り大きいくらいの書道用の半紙しか置いてないことが多々あります。

(こういうやつ)
安価で手が出しやすいのですが、個人的にこれはあまりお勧めしておりません。
半紙は、基本的に書道用ですので、紙自体が薄く、しわが立ちやすいですので、初心者の方にはなおさらお勧めできないためです。

ここでは私のよく使う紙をご紹介いたします。
私の教室などでも使っているのがこの画仙紙です。
100枚入りで比較的コスパもよく手ががしやすかと思います。

次にこちらは楮紙(こうぞし)です。
楮という植物をつかってできた和紙です。嗜好的になるのでひとによりますが、こちらはちょっと本格的に描きたい方向けですかね。
画像に映っているような楮紙は、先に紹介した画仙紙よりも薄いです。しかし、とても頑丈で水でぬらしたりしても、破れにくいです。
紙質という点では、楮紙が良いですが、紹介したいずれも、ある程度にじみも表現でき、それでいて描きやすい紙ですので初心者の方でも水墨画を楽しめる紙なのでお勧めしております。
いつも使っているこの画仙紙は、ネットからも購入が可能です。
店頭で買う場合は、筆の時と同様
店員さんに「水墨画向けの紙はありますか?」
と聞くことをお勧めします。
ちなみに冒頭で述べた半紙は結構いろんなところで見かけますが、水墨画に適した画仙紙などの紙は、画材屋さんなどでしかあまり取り扱っていないことが多いです。
近くにあまり画材屋さんがない方は、上記のネットから購入が便利かと思います。




