コラム

被写体の選び方

この記事はこんな人向け

今回は時々質問をいただく「被写体の探し方」についてお伝えいたします。

被写体とは、言うまでもなく題材になりうるものであり

「どんな絵を描こうか」

という描く対象です。

例えば、あらかじめ「これを描きたい」と思って描く場合は、特にこれは心配する必要はありません。

ですが、これから水墨画を始める人にとっては、

例えば

・描きたい絵はあるが、まだレベルが追い付かない

・どう描けばいいか分からない

・まずは練習をしたい

・水墨画をやってみたいが題材が思い浮かばない

ということもあり、結局「何を描けばいいのだろう」となる方も少なからずいらっしゃいます。

今回は初心者の方で題材・被写体を探している方に向けてお伝えいたします。


水墨画の画集はどうか?

被写体や何を描こうか迷ったときによくやることが、水墨画の画集を買ってみるということです。

これも決して悪い方法ではありません。

水墨画の画集は、素晴らしい作品がばかりです。

「素晴らしい作品なんだから、まねて問題ないではないか!」

という声が聞こえてきそうです。

まったくその通りでまねていただいて構いませんが、

はじめて水墨画に挑む初心者の方にはこれはまたハードルが高いことが多々あります。

絵が繊細で細かく描かれていますので、

「こんなの自分に描けるだろうか」と、

描く前から、結局しり込みをしてしまう可能性も高いからです。


まずは描き始めるために

そもそも前提として、これから水墨画を始めようともうのであれば、私としては

「是非なんでもいいから筆に触れて紙に描いてほしい。」

というのが私の気持ちです。

(私の気持ちはどうでもいいのですが (笑))

とりあえず、描いてみる「量」を増やして練習にならないわけがないのは、読者の方もよくわかっていただけるのではないでしょうか?

せっかく新しい趣味に魅せられて、「これから水墨画をはじめよう!」

というときに題材選びや選んでみた題材のクオリティにしり込みしてしまうのは、とてももったいないと思っています。

ということで、ここから後では、お勧めの題材探し方をお伝えします。


おすすめの題材の探し方

漫画や動物キャラクターを描いてみる

まずはやはり描き手自身の「描きたい」ものを優先したいです。

その中でも漫画や動物のキャラクターは比較的お勧めです。

というのも、画集などの作品集などに比べて、キャラクターは

・線が少ない

・グラデーションなどのスキルのいる技法を用いる必要があまりない

という点でかなり難易度が落ちるからです。

ちなみに動物もキャラクターということろが大事です。

例えば、水牛を描いてみようと思ったときに、

▼ 本格的な絵柄だと ▼

「これをいきなりは難しいかな。。」

と思うかもしません。

▼デフォルメされた簡単なもの ▼

キャラクターやデフォルメかけられている堂宇物は、ハードルも低いです。


題材 + 水墨画(水彩画)でググる(画像検索)

簡単な題材になれて「もう少し水墨画っぽいものを描きたい」というようになったら、次にお勧めなのが、
「ググる!」です。

便利なものでわざわざ画集など買わなくてもいろんな作品がいまは無料(タダ)で見れるようになりました(笑)

ですので、

描きたい題材が例えば「犬」とかであれば

グーグルで

「犬」 「水墨画」

と入れて画像検索すればいいのです。

例えばこんな感じ

するといろいろな絵が出てきます。

これだけ出てくれば、

「これは難しい」というものもあれば、

「これなら描けそう」

というものがあるかと思いますので

いったいろんな作品の中から「描いてみよう」「描きやすそう」と思うものををまねてみてください♪


私の作品をまねる

(自分でいうのも気が引けますが(笑))

ちなみに私の作品もまねていただいてOKです。

定期的にインスタグラムに上げておりますので、こちらより是非ご確認ください。

▼公式インスタグラムはこちら▼

インスタグラムでは、細かい作品も上げていますが、

短時間で仕上げている作品やキャラクターものも多く描いています。

ですので、比較的線も少なく、マネしやすいので、よろしければこちらもご活用くださいませ。

ちなみにインスタは倍速ですが描いてるところも見れます。

※リクエストおまちしています※

●こんな動画を撮ってほしい

●こんな作品を描いてほしい

●某題材の描き方を教えてほしい

などございましたらお気軽にお問い合わせください。

また、なぞるだけで上手に描ける下書きも販売しております。

詳細はお問い合わせください

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