水墨画をすると日常が豊かになるワケとは?
超初心者向け水墨画教室「ゆうすい」のサイトをご覧いただきありがとうございます。
このページではタイトルにありますように、「水墨画の良さ」についてお伝えしていきたいと思います。
もちろん、水墨画そのものを楽しんでいただくことが一番であり、前提ではございますが、知っておくとより水墨画を楽しんでいただけるのでは?
また、迷ってる方にとっての一歩が踏み出しやすくなるのでは?
と思い今回は、
水墨画をすることで得られるかもしれない4つのメリット
とまではいかないですが、4つのよいことをお伝えしようと思います。
水墨画って面白くて、意外と副産物というか、いろいろといいことがあります。
それではさっそく、それぞれ見ていきましょう!
イイこと① 1つに集中
水墨画をやると一つ一つの行動を意識して取り組めるようになります。
水墨画ってただ描くのではなくて
・道具の準備をする
・(墨を磨られる方は墨を磨る)
・筆をとる
・線を描く
と、特に描く時は、頭の中ではいろいろと思考が駆け巡っているかもしませんが、
「動作は一つ一つ独立しています」
さらに、初めてとなれば一つ一つの動作を丁寧に行うことになります。
集中する感覚
一つ一つの動作を丁寧にするのはある種のマインドフルネスのように、心地良さを覚えることがあります。
私は茶道の経験も少しあるのですが、茶道も同様で基本的に一つ一つの動作を独立して丁寧に行います。
「ゆっくり時間が流れるその一瞬、時間、空間を楽しむ」
そのような感覚です。
水墨画を通じて
心を落ち着けて、丁寧に行う気持ち良さ、その時間を味わう良さなどにも気付けると日常にもいろいろと良いことがあるかもしれませんよ。
イイこと② 日常に新たな視点=自然と季節=
水墨画といえば風景画をイメージされる方も結構多いのではないでしょうか。
実際展覧会などでは花などは最も多くの人が採用する題材ですし、山や川などの風景は数多く目にします。
(私は、動物や頭の中にしかない偶像を表現するのが好きなのですが、初めて練習していたころは、風景画も練習で描いておりました。)
風景画を描こうと思うと、今どきはもちろんググるということも多くなりましたが、
日常生活していて目にする風景が変わります。
もう少しわかりやすく言いますと
「次はどんな絵を描いてみよう?」
と思うことでアンテナが立つわけですね。
そうすると町を歩いていると自然に目が行き季節を感じることもでてきます。
散歩やいつもの通勤の道で
「あ、こんな植物あったんだ」
「この風景キレイ」
など新たな発見があるかもしれません。
もしくは
(ちょうどこのコンテンツを描いていますのが3月ですが)
「あ、もう梅の花の咲く季節か」
など季節の訪れを楽めるように心に新たな視点というかゆとりができます。
水墨画をきっかけに、時節を楽しむ心や、当たり前に見ていたものにも角度や考え方を変えるといろんな見え方があることなどがあるというある種教養を養う上でも役に立つかもしれません。
イイこと③ 自分の心を自由に表現できる
水墨画は自由です。
水墨画を楽しむコツでもお伝えしましたが、あくまで私の意見ではありますが、絵に正解はありません。
もっと極端な言い方をすると、うまいも下手もありません。
あなたの描きたいと思ったことをそのまま描いていいのです。
まして、もともと白と黒がベースですから、色のことも考えずただ、筆を運ぶことに気持ちを置いて楽しむことができる。
優しい気分のときは優しい感じの絵でいいのです。
イライラしているときは、それを表現のなかでぶつけて構いません。
(道具や人にぶつけないでくださいね(笑))
これはもちろん水墨画だけではなくアートや表現すべてに通ずる部分ではあるかもしれませんが、
思ったことを自由に表現できる。
それ自体を楽しんでください。
特に私は独学でスタートした身ですので、
(もしかしたら先生方には怒られるかもしれませんが)
このサイトを見ながらされる水墨画で守らないといけない流派とか派閥などの考えはありません。
このサイトを通じてちょっと始めてみたくなったという方は気にせず描いてください。
自由に思ったままに描き楽しむ!それも水墨画でありこのサイトで伝える水墨画の良さでもあります。
イイこと④ 人を見て学ぶ=観察力を養う=
特に風景画やこの世にあるものを描く際、もしくはどなたかの作品を模倣する場合もそうですが、
必然的に
よく見る=観察する
ことになります。
先ほどの「イイこと② 日常に新たな視点=自然と季節=」でお伝えしたこととも類似する部分がありますが、模写しようとすると日頃何気なく見ている形や物も
観察して描くと意外と知らなかったことや気づくことが多々あります。
「先ほど自由な発想とかと真逆じゃないか!」
と思われるかもしれませがそんなことはありません。
描く時はもちろん自由でいいのです。
要は観察はするが、描く時は、現実のもののように描かなくてもいいのです。
(また、例えば、誰かの作品をまねているときに、作品の観察はもちろんですが、その作品を描いてる作者がどんな心情かと考えることで、逆に自分が近しい感情を表現するときの参考になるかもしれません
また、そう考えるだけでも、より深い観察力を身につけることに役立ちますよ!)
おわりに(皆さんの感想も募集中)
パッと思いつくものをいくつかあげましたが、これだけではありません。
もちろん、水墨画を始めたら、必ず観察力が向上します!
などと、うさんくさいことは言いませんが、やってみて知らぬ間にいろいろと身につく良いこともありますよという感じに参考にしてくださればと思います。
ゆるっと水墨画を楽しんでくれるきっかけになれば嬉しいな~♪
と思って今回のこのコンテンツをお届けしております。
また、よろしければ、水墨画をはじめてみて
・こんな学びがあった
・こんなおもしろいことことがあった
などあれば、是非メールをください。
(始めたばかりの方、すでに熟練のかたどなたでも構いません。)
※差し支えなければ、そのストーリーもこれから始める方々のためにこのサイトでシェアさせていただけるともっと嬉しいです。
今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
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